慶應塾生新聞とは
慶應塾生新聞会は1969年に創立した慶應義塾内で最大規模のメディアサークルです。全共闘時代、学生運動に反発した塾生により政治色を排した学生新聞団体として立ち上げられました。2014年には創刊500号が発行され、2019年には創立50周年を迎えました。
現在も慶大の公認団体として「不偏不党」をモットーに、慶大に関連する幅広い報道を塾生の手で行っています。
また、弊会は「独立採算制」を採用し運営を行っています。大学から資金援助を一切受けず、会員による広告営業によって新聞を発行しています。
慶應塾生新聞は3月を除き毎月発行されており、発行部数は毎月9000部ほどとなっております(現在は新型コロナウイルスの影響で発行部数を削減しております)。発行した新聞は三田・日吉・矢上の各キャンパスにて新聞立てを設置し、無料配布を実施しています。また、塾員や学外の方々からの要望にお応えする形で、全国各地の読者さまへ定期購読発送もしています。
近年では、元プロテニス選手・スポーツキャスターの松岡修造氏や歌舞伎役者・俳優の四代目市川猿之助氏など著名な方に多く取材をさせていただいているほか、慶大の教授や塾生へのインタビュー、大学内のイベントや体育会の試合結果の報道など、読者さまに親しんでいただけるようなコンテンツを積極的に発信しています。
現在では新型コロナウイルスの影響を受け、対面活動に制限を設けながら新聞制作に取り組んでいます。主にテレビ会議システムを用いた取材と対面での取材を並行して行い、リモートワークを活用することによって、コロナ禍においてでも報道を続けることができています。
慶應塾生新聞会は、2019年まで慶應連合三田会大会にて新聞を塾員の方々に直接配布しておりました。2021年度の慶應連合三田会大会である「デジミタ大会」においては、新聞の配布こそ実施できないものの、大会の取材を通して慶應連合三田会大会に携わることとなりました。報道を通して連合三田会大会を盛り上げるだけでなく、塾生に三田会の伝統をつたえる役割を担うことで、三田会に貢献することを目指します。